Jリーグのサッカー アジア枠

日本にJリーグというプロのサッカーリーグが出来て20年以上になります。Jリーグが出来てから日本のサッカーのレベルは飛躍的に向上し、アジアでもトップクラスの実力を身につけることが出来ています。

一昔前の日本は韓国やイラン、サウジアラビアなどのアジアの強豪に勝つことは出来ず、特にアウェーでは引き分けることすら難しいという状況でした。しかし、現在はアジアの中では強豪国となり、ライバルの韓国とも同等以上の戦いをしています。日本を追いかけるようにアジア全体レベルも向上しています。特にタイやシンガポールなどは実力をつけていて、日本のJリーグを見本にプロサッカーリーグを作っている最中です。日本でも数人の選手が活躍していて、アジア全体のサッカーのレベルを引き上げています。

こうなると懸念されるのがワールドカップ予選です。アジアの国がワールドカップに参加できる数は決まっており、この数のことをアジア枠と読んでいます。アジア枠は4.5あり、上位の4チームは自動的に参加が決まり、残りはプレーオフにまわることになります。アジアのレベルが向上するのは良いことですが、日本にとっては厳しい試合が増えるということにも繋がるでしょう。