日本Jリーグとヨーロッパサッカーの差

Jリーグとヨーロッパのフィジカルの差

肉体作り

サッカーは90分走り続ける必要があり、その中でボールを蹴ったり、相手と競り合うなど体同士がぶつかるスポーツのため、ボールを扱うテクニックだけでなくフィジカルも重要な要素です。

これはサッカーだけでなく他のスポーツにも共通することですが、日本人は欧米やアフリカの選手に比べると体も小さく、筋肉量も少ないためパワーで劣ります。そのため、プレッシャーを受けない状態ではボールを扱う技術に長けていますが、逆にフィジカルコンタクトを受けた時にプレーの質が大きく落ちる傾向があります。これはJリーグを見ていても顕著で、ヨーロッパ各国のリーグに比べると明らかで相手のプレッシャーを避けようとするための横パスやバックパスが多くみられます。また1対1の勝負もヨーロッパに比べると少ないのも特徴と言えます。また、パワーに劣るため、シュートレンジやパススピードなどにも差が見られます。

しかしながら、フィジカル面すべてが劣っているわけではなく敏捷性や持久力に関してはヨーロッパよりむしろ優れている選手も多いと言えます。今後、日本がヨーロッパのレベルに追いつくには自分たちのフィジカルの特性をいかしたサッカーのスタイルを確立していくとが大切です。