日本代表はJリーグの国内組より海外組が優先されているのが現状
日本代表は、最近Jリーグで活躍している国内組よりも海外で活躍している海外組の方がスタメンで出場していることが多いです。ワールドカップカタール予選を見てもその傾向が強く、現在、監督になっている森安監督は海外の選手を多用していると言えます。なぜ、ここまで海外組が優遇されるのかというと、まずJリーグよりもレベルが高いリーグが海外に存在するという事です。例えば、スペインやイタリア、ドイツさらにフランスなどのプロサッカーリーグは、多くの有名なサッカー選手が集まっています。
つまり、自然とレベルが高くなっており、ワールドカップでもヨーロッパのリーグで活躍している選手が出場しています。そして、ヨーロッパの各リーグで活躍している日本人選手は、海外の有名選手の事をよく理解する事ができますし、上手い海外選手とも頻繁にコンタクトをとっているので結果的に日本代表で高い評価をもらう事が多くなっているのです。
この現状をJリーグでプレーしている若い選手たちも理解しているので、チャンスがあれば海外のリーグに移籍する人が最近増えています。ただ、この状況が長く続くとは限らないです。Jリーグも有名なスポンサーと契約する事が多くなっており、特にDAZNとの契約によってクラブ側にも大きなお金が流れるようになりました。その結果、選手獲得に積極的になっているチームも増えて少しずつリーグのレベルが向上しています。また、Jリーグのクラブの中には世界的にも有名なスポンサーがついているクラブもあり、例えば楽天が経営しているヴィッセル神戸では、多額の資金からイニエスタやビジャ、ポドルスキなど世界的に有名な選手を獲得しています。
このように、今後有名外国人がさらにJリーグでプレーする事が増えて、その分日本人選手のレベルも上がる可能性が高いです。そうなれば、Jリーグでプレーしている選手が日本代表のスタメンで出場する可能性も将来的には十分あるでしょう。