日本Jリーグとヨーロッパサッカーの差

サッカーJリーグ 入れ替え戦

サッカーボール

日本サッカーのプロリーグ「Jリーグ」の入れ替え戦は2004年に導入されました。

ディビジョン1(J1)下位のチームとディビジョン2(J2)上位のチームの入れ替え自体は1999年の頃から行われていましたが、これはJ1の年間成績下位2クラブとJ2の年間成績上位2クラブを自動的に入れ替える形で行われていました。

これが実際に試合を行いその結果によって昇格、降格が決まる形へと変化したのは2005年シーズンからのJ1クラブ数をそれまでの16クラブから18クラブに拡大したことが関係しています。

チーム数が増加したことで、リーグの新陳代謝となる入れ替え枠も拡大するべきだという声があがったのです。

入れ替え戦はJ1リーグ・年間成績16位のクラブとJ2リーグ・年間成績3位のクラブが対戦しJ1残留、昇格を争う形で行われました。

入れ替え戦はJ2参加クラブ数が18チームに達したこしで2008年シーズンで廃止されましたが、再開を望むサッカーファンの声に応える形で2012年からはJ2年間順位の3位から6位までの4クラブによりJ1昇格の「3クラブ目」を争う「J1昇格プレーオフ」として形を変えて復活、2018年シーズンからはJ1からの自動降格枠を2クラブとした上で、J1年間16位とJ2年間順位の3位から6位までの5クラブでJ1参加クラブを争う「J1参入プレーオフ」が開催されることが発表されています。